全部あたしが悪い。
馬鹿だなー……自分。
馬鹿すぎて笑えてくるわ。
「あれ?どうしたんですか?」
休憩室にひょこっと顔を出して、軽く声をかけてきたのは、
今一番会いたくない、
「隆起君……」
タイミングがいいのか悪いのか。
どちらにしろ今は会いたくなかったなー……
なんて、隆起君にはわかるわけないんだけどさ。
「なんか、すごく疲れてません?」
あたしの隣に座って、あたしの顔を覗き込んできた。
「まぁね」
あたしの酷い顔を見られないように、さりげなく顔を横に向けながら答えた。
「まさか、昨日の疲れが……」
「あー違う違う。ただの仕事の疲れだから」
まぁ、原因は隆起君ってことはあってんだけどね。
でも言えるわけがない。
巻き込んだら駄目だよね。
隆起君は何も悪くないんだから。


