………俺は ……………馬鹿です。 俺の一言に松永は口端をピクピクと吊り上げながら眉を痙攣さしていた。 「あそ、それは良かった。じゃああたしもう教室戻るから。あんたは一生そこにいれば?」 そんな捨て台詞をはいてトゥヤットゥヤの黒髪をなびかせて可憐に去って行った……。 松永がいなくなった非常階段で、俺はため息の嵐に飲み込まれていた。