♪~
はじまりのチャイムの音。


ハァ↓↓
緊張する…







アタシは、メモ帳に
『返事は?』
って書いた紙を
前にいる女子に
『松井クンにまわして!』
と言った。


その女子がアタシに向かって言ってきた。
「あれ、ラブレター?」

アタシは一瞬固まった。

「ラブレターのへんじ…」
あぁ…言っちゃった。


その女子が
口を開いた。
「まっさん、早く返事!
早く返事してあげて!」










松井クンが口を開いた。