「すっかり暗くなってるな」 外に出ると、真っ暗な空を仰ぐ悠平。 そしてリオの顔を見ると手を差し出した。 「手、つなご?」 「へっ…あ、うん」 悠平の行き成りの笑顔に一瞬、心臓がドキッと鳴る。 …悠平って何でも行き成りだな。 手つなぐときもだし、ちゅーするときも行き成りだったし… 「リオー」 「んっ?」 「好きー」 悠平がリオに向けてニッコリ笑った。