「うまー♪…リオ、食べなきゃもったいないよ?滅多に来れないのに」
妃は肉を頬張ると満面の笑みで言った。
打ち上げは高級焼肉店に編集長が連れてきてくれていた。
「妃、覚えてないでしょ?…私肉嫌いだってば」
リオがいつも通りに突っ込むが、声にテンションの低さが表れてしまっている。
「そっかぁ、じゃあリオの分もらいまーす」
ニッコリ笑って獣のようにリオの肉をハントする。
リオはその光景をぼーっと眺めていた。
「リオ、ちょっといい?」
悠平の声が後ろから聞こえる。
「……うん」
リオが頷くと、悠平はリオを連れて店の外へ出て行った。
