― 翌日 某所スタジオ ― 「さすがリオの彼氏、輝いてるよねー」 妃が悠平の撮影を見ながらケラケラと笑う。 リオが頬っぺたを膨らませて 「煩いなぁ」 と言いながら笑った。 「リオ」 その言葉に振り向くと、木山の姿が合った。 「ちょっといいかしら?」 リオは妃をみつめた後小さく頷いた。 「控え室まで来てちょうだい」 そう言うと木山は先にツカツカと歩いていった。