「つっ…」 男は、ベットから起き上がると、自分の身体の異変に気付く。 「頭いてぇ〜…」 頭がひどく痛い。 頭を、いや、脳をいじられているような痛み。 頭を手で触ろうとする。 ーージャラッ… 「えっ?!」 男の手首には、手錠が掛けられている。 そして、男は新たな問題に気付く。 「…ここどこだ?」 見渡せば見知らぬ部屋。 普通の部屋ではあるが、殺風景だ。 歩き回り部屋を探索する。