「武器か…その前に、部屋を調べとくか。」

洋一は、クローゼット、冷蔵庫、棚を調べ尽くした。

(そうだな…。)


洋一はアタッシュケースを開けて、武器を確認した。

「はぁっ?!これかよ…。」

武器と呼ばれたそれは、そのままにし、時計に手をかけた。

「これが、銀行か…ん?」

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9・27

pm6:50

マスク
→100,000,000

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「一億か、こうやってくるのか。」




電話をとり通話をはじめた。


「――はい、こちら管理室でございます。」

「あぁ、あのさ、―――と―――を用意してほしいんだけど平気ですよね?」

「はい。かしこまりました。
早急に用意して、お届けいたします。」


電話を切り、机に置いた。


(ふぅ、さてどうやって勝ちにいくか。)