「ねぇ、覚えてる?」



「何をだい?」



「私が苛められた時の事」



「覚えているよ。


酷かったものね」



「久しぶりに学校へ行ったら、私の机の上には菊の花がたくさんおいてあった。


自分が本当に死んでしまったんじゃないかって錯覚するほどだった…」



「そうだったね」