偶像童話

「僕も同じだよ。


僕は君に出会うために生まれてきたんじゃないかって思ったほどだ」



「あの人はどうしているのかしら」



「あの人?」



「私たちを出会わせてくれた人よ」



「きっとまだ続けているよ」



「そうよね。


あの人は天才だもの。


あの人を必要としている人は大勢いるわ。


その内の全員が私たちのような出会いが出来る事を祈らないといけないわね」