じんじん。

「大丈夫だよ、みぃちゃん!」



「…莉愛」




力強く言ったあたしの言葉に、みぃちゃんがゆっくりと顔を上げた。




「みぃちゃん自信持ってよ!
みぃちゃんは可愛いし、頭もいいし、陣ちゃんだって自慢の彼女だと思うよ!
あたしだってみぃちゃんがうらやましいもん。
あたしなんかさ、勉強もできないし、運動音痴だし、彼氏もいないし、ダサいし…」




「ちょ、ちょっとストップ!」