じんじん。

初めて聴く、陣ちゃんの歌声。


話している時より少し高くて、少し甘い。



何よりメンバー全員が楽しそうで、見てるあたしまで楽しくなっちゃう。




――アップテンポな曲が2曲続いて、


3曲目。


陣ちゃんが真剣な表情で話した。




「次は新曲です。
僕が作詞作曲しました。大切な人を想い書きました。…聴いてください」



スッと顔を上げた陣ちゃんの瞳は、ドキッとするほど真っ直ぐだった。