じんじん。

「なんだー、莉愛チャンも知らないのかぁ」



あたしと陣ちゃんの、なんとも言えない気まずい空気に気づかない修一くんは、


のんきにパックのコーヒー牛乳を飲んだ。




「あー!!莉愛!」


その時、重くなりかけた空気を吹き飛ばす明るい声がこちらへ飛んできた。



「麻美!」



昼食を終えたらしい麻美が、中庭を通りかかった。