じんじん。

「今さら会ったって…向こうはあたしのこと何とも思ってないんだし…それに新しい彼女だっているでしょ、きっと」



「さぁどうかな~。“中学のころより可愛くなったじゃん”とか思ってくれるかもよ~」



「もう麻美!他人事だと思って楽しんでるでしょ?!」



「あはっ!バレた?」


ちょうどその時、チャイムが鳴って、麻美は笑いながら自分の席へと戻って行った。