じんじん。

――傷の手当てが終わって、
あたしがグラウンドに戻るころには、もう体育祭は閉会式を迎えるところだった。




「あっ!莉愛!大丈夫だった?あ~ぁ、こんなに汚れて…膝、痛い?」




ゆっくりと歩くあたしに、
ひとりの女子が駆け寄って来た。




本気で心配してくれてるこの人こそ




そう、
陣ちゃんの彼女。