じんじん。

みぃちゃんはいつもの図書室横のコミュニティースペースで立ち止まって。



ベンチに座らずにそのまま、
立ったままであたしに向き直った。




「莉愛さぁ、どう思ってるの?」



「え…なんのこと?」



「とぼけないでよ!陣のことに決まってるじゃん!」