「みぃちゃん!あけましておめでとう!」



「おめでとう!ごめんね、莉愛。お正月なのに…」



「なんで!来てくれて嬉しいよ!」



あたしはクッションをひとつ、みぃちゃんに渡して自分も座った。



みぃちゃんがあたしの部屋に来るのは、特に珍しいことではない。


正月だって毎年来てるし。


ここ何週間はなかなか時間が合わなかったけど。