じんじん。

ポンっと頭をなでる陣ちゃん。



「妹…そっか!そうだよね、陣ちゃんはお兄ちゃんみたいだもん!」




妹か…ちょっと期待してしまった自分が恥ずかしい。




「さっき言ってた好きなヤツのこと、なんかあったら俺に言えよ。協力できるかもしれないしな」




陣ちゃんの優しさが
嬉しいのに切なくなって、
涙が出そうになって…




「ありがとう!陣ちゃんサンタさん!」




陣ちゃんには笑顔を見せた。