じんじん。

「なんでって…そういうの聞いたことねぇじゃん。一年時から連んでるのに」




「そ、そうだけど…」




チラッと陣ちゃんの方を見ると、陣ちゃんもあたしの方を見ていた。




目線が重なった途端、
ドクンと心臓が鳴って、
顔が赤くなるのがわかった。




…よかった、イルミネーションで顔の赤さを陣ちゃんに気づかれなくて…