どっちつかずのキミ。










*実羽Side.



…あ―、いったいなぁもうッ!

一体誰よ!あんな所にバナナの皮捨てた奴!!(作者に言われても…汗)


あと、あたしが滑って転んだのを見て笑った奴等もいた!

可笑しいとかそんなもんじゃなく、何となく馬鹿にした蔑むような笑い。

あたしにはそう感じた。


最近こんなことばかり。あたしが一体何をしたっていうんだろう。

綾にもまた心配掛けちゃったし……。

これ以上傷だらけになるの嫌なんですけど。(だって女のこだもん…ね)


犯人は誰だろう?あたしの知ってる人だろうか?

何も手がかりらしきものはなくて、誰がやっているのか分からない。

ただあたしは、いつも後ろ指指されてるのくらい知ってる。

だって色んな所で文句や悪口を言われてるもの…。

さすがにあんまり気持ちのいいものじゃない―。


「…う。みう!実羽っ!」

教室の入口でボーッと考え事をして突っ立ていたら目の前に浬が立っていた。

「大丈夫かよ?また派手に転んだって?

全く、ドジだな…」

「う…うるさいなぁ!

放っておいてよ!!」


「何だよ…心配してやったのに。

―まぁ、その様子じゃ大丈夫そうだな…」


浬はあたしの様子をチラッと見て、それだけ言うと教室を後にした。







.