私が、神の娘…?


「これから、どうしたら良いんだろ」


私はサエラに向かって、ポツリと弱音を吐いた。


「サラのしたいようにすれば良いのよ」


サエラの言葉は、温かかった。沈んだ心を優しく包み込む。


「ありがとう。ねぇ、サエラ?前に“blueangel”の話してくれたじゃない?詳しく聞かせて貰える?」


“blueangel”




何故か気になった。

だって、
私の両翼は青いのに、リオ様やサエラの両翼は…、






白いから。