やっと授業終わった。

「結菜、帰るよ」


栞が呼ぶ。


「あっ、待ってよ」


私たちは、1度私の家に行くことにした。


「結菜、今日誕生日なの?」


栞がカレンダーを見て聞いた。


「あっ、そういえば今日だ」


忘れてた…。


「おめでとう」


「ありがとう。ほら、栞も着替えて。行くよ?」


「ハイハイ」



匡の家に行くと、もうみんないた。


「結菜ちゃんと栞が並ぶと、迫力あるね。なんか、モデルみたい」

確かに、栞は美人だなぁ…。