真っ赤になる私を見て、ラスクは笑った。


「では、明日リオ様とご一緒に帰ってきてください」


「ありがとうございます」


「サラ、楽しみにしてるからね!」


「えっ?」


私の声なんか聞かずに2人は帰ってしまった。


…、なんで天界からの訪問者はいつも嵐のように去って行くんだろう…。


ふと疑問に思ってしまった。


ピンポーン♪


インターホンがなって、玄関に出ると、リオ様がいた。


そう“長谷川匡”ではなく、





真っ白な翼をしたリオ様が…。