「俺のだっていう印」

「もう、恥ずかしいよぉ」


確かに、制服から見える白い首筋には紅い痕がはっきりと見えた。

俺達が部屋を出ると、レオとアテナがいた。

「おはよう、リオ、お嬢様。昨日はちゃんとした?」


隣で結菜が真っ赤になるのを感じた。


「ふーん。その様子だとしたみたいだね」


レオは結菜の首を見て妖しく笑った。


「おい、何が目的なんだ?」


「あたしたちは、アルト様に頼まれて来たの」


「はっ?」


レオの話によるとつまり……