「ふざけんな。お前、アテナはどうしたんだよ?」


「アテナは隣の部屋。ってか、王子様遅いよ?」


「はっ?」


何を言っているのかわからなかった…。


「じゃあ、俺はこれで。この部屋とってあるから、後自由に使ってね。あっ、お嬢様ゴメンね?」


そう言ってレオはどこかへ行ってしまった。

「結菜、上着ろ」


「待って、リオ様…」


俺は見るに耐えなかった。

…結菜の制服はほとんど脱がされ、瞳はうるんでいた。