「ちょっとリオ様、私いつから貴方のものになったのよ?」


サラが真っ赤な顔をして問い詰める。


「うるさい。ってか、何おとなしくキスされてんだよ」


そう言って俺は、サラの唇を塞いだ。


「んっ…」


「愛してる、サラ」


そう言うと、サラは微笑んで、“私も”と言って、抱きついた。


そんなサラを抱き上げ、人間界への入口に立った。