「あ、どうぞ座って?」 アリシアは立ったままモジモジ としているキャロルに、まずは 落ち着いてもらおうと向かい側 の席を勧めた。 「あ、ありがとうございます」 キャロルは少し躊躇いながらも 勧められた席に座り、ふう、と 一息。 すると少しは落ち着いたのか、 意を決したのか。 キュッと口元を引き顔を上げ、 話し始めた。 「実は、プリンセスに相談が御 座いまして」