あたしの肩を借りてスヤスヤと眠る横山が可愛い。 母性本能をくすぐられる…。 密着している体と体にドキドキと心臓の鼓動が早くなる。 柔らかい横山の寝顔を見てあたしも少し眠ってしまった。 「横山!起きて! 降りるわよ…。」 横山はあたしの肩に頭を乗せたまま、 「へ?もう?」 「いつまで寝てんのよ!」 横山の頭があたしの肩からスっと無くなる。