「可愛い…。」 横山はあたしの頬に手を添える。 ひゃぁ。 ビクンと反応するあたしを優しい眼差しで見下ろす。 可愛いなんて言われたのはいつ振りだろ…。 異常なくらいに心臓はバクバク加速していく。 「いただきます…。」 耳元で囁く横山の声にあたしの体はスイッチが入る。 さっきのビールでほろ酔い状況。