二人の甘い吐息が静かなオフィスに重なる。 ゆっくり離れた唇。 「場所変えようか…。」 と、不気味な笑みの後、横山によってあたしは会社を後にする。 こんなのヤダ…。 平凡なOLライフを返して…。 そんな願いも虚しくあたしは横山の車の中。 なんでこうなるよ!! 車が向かったのはやっぱり横山のマンション…。 帰りた~い!!