…次の日…


あたしとした事が…。


よりによって、横山のペースに引きずり込まれるとは。


昨日の出来事に赤面しなが反省をする。


今日中に仕上げてしまわなければイケない仕事にも身が入らない。


朝から、溜め息だらけのあたしは横山を必死で無視し続けた。


「お疲れ様です~。」


と聞こえた声にハッとした。


定時に帰る沢山の社員はあたしのデスクを通過して行く。