それでもあたしの目線は外の景色。 「このままでも話せるじゃん!」 「顔がみたい…。」 ドクン…。 あたしは横山の言葉に胸の鼓動が早くなった。 傷心のあたしに、数々の甘い囁き。 ダメだ…。 あたし、なぜこいつにこんなドキドキしてんのよ! こいつは人の弱味に漬け込むタラシ部下!! あたし、バカだよ!!