綺麗な夜景を後にしたあたしと横山。


車は横山のマンションに向かっていた。


この見慣れた風景も、今から行く横山の部屋も、いつ見れるかわからない。


横山は嫌な空気にしたくないのか、ひたすら笑顔で話し掛けてくる。


それに中々、答えられないあたしは凹みまくり。


そして、横山の部屋の前まで来た時、


「来週まで、ここに一緒に住まない?」