薄暗いバーでは小さく洋楽が流れていた。


横山はあたしを見てニコって微笑む。


ドキンと高鳴った胸が続く中…。


「そうだね…。」

一言だけを囁いた。


嫌だったはずのタラシ部下はいつの間にかあたしの彼氏。


こんな事は在るはずないって思っていたけど、今では大切な存在になった。


ずっとあたしの事、支えてね。


あたしもずっと支えるからさ。