大きく息を吸い、ゆっくりと吐いた。 「あたしね…、」 「うん。」 「……すすす、す…。」 緊張と胸のドキドキとで“好き”の一言を言うだけでも一苦労。 「す?」 横山は不思議そうな顔している一方、あたしの言いたい言葉を予測しているのだろう…。 「……す、き…。」 やっと口から出て言葉に顔から湯気が出るくらい火照っていた。