「早く用意して!九時から研修~」 慌てて横山に言ったあたしの唇を柔らかい何かが塞いでいた。 「…っん…。」 あたしは目を瞑る余裕すらなく横山の顔が間近にある事に驚いていた。 …へ? 横山の舌はあたしの唇を割って入って来る。 ドキン! その舌と横山の体温にあたしは朦朧とし始めていた。 あたしの口から甘い溜め息が漏れる。