…研修二日目…


あたしは結局、横山の部屋で眠ってしまった。


あたしの体に抱き付く状態の横山の顔が近過ぎて、ドキンと高鳴る。


綺麗な顔…。


ゆっくりと横山の頬に手を当てる。

パチっと目を開けた横山はあたしの手を握っている。

ひゃぁ~!
お、起きてたの?

焦るあたしは横山から目を逸らそうと必死。


そんなあたしを意地悪な笑みで見詰めていた。