「黙って聞け…。」


「う、うん。」


真剣な声の横山になぜかあたしは凍り付いてしまっていた。


何を言おうとしてるの?横山…。


「俺…、朱莉と上司部下を超えたいんだ。」


「へ?どう言う意味?」


振り返り、横山の顔を見ようとしたけど、


「動くな!」


元に戻るあたし。

抱き締めてられていた手が離れると、あたしにバスローブを掛けた。