さよならのラブレター

のぶちゃんの実家に到着した

お姉さんが一番に出迎えてくれた

その後お母さんが
「入って入って」
と言ってくれた

みんな居間にすわりお父さんが待ちきれないと言わんばかりに
「で、話ってなんだ?」
と言った

のぶちゃん、話あるって伝えてたんだ


「俺達、結婚する」

するとお姉さんが
「なんで?
できちゃった?」
っと聞いた

「できてねーよ!
この前こいつの誕生日だったんだけど
その日にはプロポーズするって前から決めてた」

そうだったんだ

「唯ちゃんはこんな奴でいいの?」


「はい
逆に私なんかでいいのって言いたいです」


「お前がいいって言っただろ?」


「なんか幸せそうでいいなー
姉より先に結婚って…
宣之も少し気使いなよ」

ハハハハハ
みんなが笑った

そしてお母さんが話しだした
「唯ちゃん?」


「はい」


「冗談じゃなく本当に宣之でいいのね?」


「はい!!」

お母さんは笑った

「宣之は間違いなく唯ちゃんを大切にすると思う
だから、たくさん大切にしてもらいなさい」


「はい!!」


「宣之、あんたちゃんと幸せにしてあげないと駄目だょ!!!」

「わかってるよ」