通行人は異常に見えただろう。 「ちょっと……なにしてるんですか!!?」 男性が通り掛かり、男は動きを止めた。 「警察呼びますよ!?」 「チッ……」 通行人の男性が言うと、男は舌打ちをし逃げて行った。 しかしすぐに男性に捕まえられた。 「…大丈夫ですか??」 男性は、俺達に心配そうな眼差しをむける。 「…はい」 「さっきから伺えたんですが…あの男が一方的に殴って来たんですよね?」 「…え。はい、まぁ」 妙に業務的な話し方に違和感を覚える。