「……あ、あの…そうじゃなくて……、」 「…いいよ。 分かってる。 実の兄からキスされて… 気持ち悪かったよな…?? 本当にあの時はごめん。 疑われてもしょうがないって思ってるから…、 雛はなんも悪くないからな…??」 当たり前だ。 俺が悪い。雛を疑わせたのも俺なんだ。 「……あの…本当に、 あたしこそ……っ、ごめん!!」 歯切れが悪いとこを見ると、雛はそうとう焦ってるようだ。 「いいよ。俺のせいだし。 晩ご飯、できてるから食べにきな?」 「…うん」