「……お前…、俺に逆らっていいと思ってんのか?」 尚輝がバカにするように雛を覗き込む。 しかし、雛はその顔を押し退けた。 「関係ないよ。尚輝とはもう別れるんだから。」 「……テメェ…」 尚輝の声に静かな怒りを感じる。 「…このッ…!!」 雛の頬を叩こうとする尚輝をみて、 急いで車を発進させる。 ブォオオォォ…… 間一髪、車を発進させることができ、雛は叩かれずに済んだ。