【雛】 皐月は陸に本気なのかもしれない。 だけど、負ける気がしない。だって、あたしと陸は…愛し合ってるから♪ 「雛♪」 「…皐月」 朝、家を出た。 そこに皐月が待っていたのだ。 「昨日はごめんねぇ! 無理とか言われて、悔しくてさぁ…… あんなことして……反省してる!!」 ……皐月は、反省してるように、涙目だった。 「……陸さんにも謝りたいよ…。本当に」 「そんなこと言われても…」 陸には会わしたくない。