「起きたなら帰るか? お家の人も心配するだろう?」 「え?はい……。じゃあ…」 玄関に向かおうとする拓哉を、陸が声で制した。 「送ってくよ。 夜道は危ない。」 ……え!? 陸、あたしと一緒にいてくれないの!? 「…え?でもご迷惑ですよ…」 「いや。大丈夫だ。 君と話したいことがあるんだ」 「……はい。分かりました…」 そう言われて、引き下がった拓哉だけど、あたしと同じ気持ちだったはず。 ……話しってなんのこと?