「………陸のばか!!!」 えぇっ!!? 「なんでそうなるんだよ!!」 「朝からドキドキさせないでよ!!学校行きたくなくなるじゃん!!」 ……なんだそれ。 「……じゃあサボる? それで俺と一緒にいよっか」 ―――雛と付き合ってから、一か月が過ぎた。 明らかに前とは違う雰囲気。それは紛れもなく恋人としての雰囲気だった。 そこには、禁断としての雰囲気はなく、普通のカップルのようだった。 ただ、街で出歩けないのが禁断としての雰囲気と言ったところか?