「……陸?」 「……っ……なんでもねぇよ!!!」 バタン!! 陸はあたし一人を置いて部屋を出て行った。 ……どうして…? 主を無くしたこの部屋は、悲しみで泣いている。 あたし一人、涙を流した。 どうして陸を怒らすことしか出来ないんだろう…。 陸が怒った理由も分からない。 ……陸に笑ってほしいだけなのに…。 ……陸に怒ってほしくないだけなのに…。 ……どうして分かってくれないの? 「………陸ぅっ……」 あたし一人、陸が恋しくて泣いた。