次の日。雛が部屋から出てくるのをリビングで待った。 ……きた!! しかし雛は俺の顔を見ることなく、朝ご飯を食べ始めた。 ……まじかよ。 完璧に嫌われてる。 …どうすればいいんだ。 雛は行ってきますも言わずに学校に行こうとした。 「ま、待てよ!!」 さっさと行こうとする雛を玄関で引き止めた。 「……手、離して」 それを聞きすぐ掴んでいた手を離した。 ……。 手を離してと言ったのは、力が入っていて痛いからと思った。 だが、今思うとそんなに力は入れていなかった。