学校が終わり

家に着く

喉が渇いた俺は飲み物持って自分の部屋に戻った


『どうだ?何か入ってるだろ?』

『あと少しでとれそうだ』

瓶を割ればすぐに中身は取り出せたが何故かそうしたくなかった

……瓶はこのままにしておきたい。


『……とれた!』

中から取れたのは

数枚の紙

インクが少し滲んでいて
所々読めないが


手紙みたいだ……




『この手紙、ずっと
遠くまで届くかな?
いつまでも待ってる。
いつまでも一緒……
望……』



手紙はインクが滲んで
読みづらかったが

どうやらラブレターみたいだ

『しかし、手紙を瓶の中に入れて海に投げる奴が居るんだな?』


『何か理由があるんだよ。きっとな・・・。』


人は、だれだって心の中にしまっておきたい想いがある……


なんだか無性に気になって仕方なかった


何か惹かれるものがこの時感じたのかもしれない

なぜだかわからないけど