「あ、はい。はい。わかりました。

5時頃お伺いします、はい。」



携帯を片手に、
もう片方の手で少しネクタイを緩める。

「では、失礼します。」



…ふぅ〜。

携帯をデスクに置くと、思わずため息が漏れる。