スーツを着た王子様





「創平さぁ〜ん…!」


「ん。」


寝ていた体を起こしてくれて、そのまま抱きしめられる。


「ごめんな?

いっぱい傷つけて。」


私は必死に首を振る。

創平さんの手が優しく頭を撫でてくれる。


「ッん、好き…。大好きです…。」


「知ってるけど…ありがと。(笑)」


「創平さんは…?」


「言わなくてもわかるだろ?」


「言ってくれなきゃわかんない…。」


「…わがまま。」



グイッ


引き寄せられた顎。

そのまま優しく創平さんの唇が触れた。




「桃…愛してるよ。」